「フリップフラッパーズ」を見る。
第一話を見てなかったので、どういう形での導入部だか判らなかった。
パピカとココナの二人の女の子*1...が毎回違う「ピュアイリュージョン」という異世界に行き、
集めれば願いを叶えてくれる「ミミの欠片」を集める物語。で良いのかな。
主人公側が「フリップフラップ」ライバル側が「スクレピオス」それぞれの陣営で集めてる。
見た目...フリップフラップは少数精鋭かな、指示するソルト、発明家の科学者ヒダカ、オペレータのサユリと、パピカのおつきのロボット、
そんでもって実働部隊はパピカとココナの二人だけ。
「スクレピオス」側は結構大勢居るようだけど...ライバル陣営はココナを特別視している様子。
そのミミの欠片を探すライバルの実働部隊に、ココナの幼友達のクラスメートのヤヤカも居て...異世界で会って初めてライバルだと知ったり。
「ヤヤカはなんでかけらを集めてるの?」
「世界征服。そんな事も知らなかったの?」
いろんな世界を冒険するタイプの異世界物…
「ヤミと帽子と本の旅人(アダルトゲームじゃなくってアニメの方)」とか、「アベノ橋魔法☆商店街」みたいに、別世界に飛んでって冒険するジャンルはあるけど「主人公が今居る世界が、偽物か本物か判らない」という条件で「前向きな話」というのは珍しいかも。
- 大抵、判らない状態なのは悪夢で、主人公は解決を望んじゃってるから。
あ、うる星やつらの映画「ビューティフルドリーマー」もおなじコンセプトだった。
- 「ミミの欠片」
ココナが主人公というか、視聴者目線で冒険にかり出される感じで、冒険に誘い出したパピカは愛すべきおバカ娘(笑)しかし、パピカはどうにも記憶が曖昧というか...色々知ってる筈なんだけど話さないのか話せないのかとにかく妙で...
そのうちにココナの事を「ミミ」とか言いだし、そのことに本人も無自覚というか、追求されても答えられない。
で...そんな風にミミが問題の元凶かと思いきや、ココナの太ももの古傷の中にも「ミミの欠片」があり...それが、「スクレピオス」の、ココナを特別視している理由なのかな。と、
- 異世界
全く関係ない、想像された世界かと思いきや...〝入ってはいけない世界〟「何があっても知らないぞ」と言われた世界で...好きだったおばちゃんにいつも会いに行くイロちゃん...ココナもパピカもイロちゃんになっちゃってるんだけどね。
認知症を自覚してたおばちゃんがマニキュアをプレゼントしてくれたとき「もしイロちゃんの名前を忘れてしまったら、あなたが教えてあげてね」だっけかな...病室に行き「私はイロ。イロドリイロハ先輩」
- 現実とリンクしてたのかな。
彩いろは先輩が、画材として使ってたマニキュア...「塗る資格がないから...」
塗れたようです。
ほとんどは明るく元気で楽しい世界だけど、こういう世界もたまには有った。
こういう異世界冒険ものって大好きです。
という終わりかたで終わらせたかったんだけど...やっぱ書いておかないとね。
ココナの母親の「ミミ」が、異世界を作る力を持ってた。
で、その友達の「パピカン」と、研究者の「ソルト」が、彼女を研究所から救い出したのかな。
あれ?ソルトがココナの父親だっけ?ちょっと自信ない。
異世界では自分の年齢も性別も自由だったからか、ミミの力でパピカン(パピカ)も若返ってココナと同い年で出会ったり。
ココナとパピカは、冒険でも何でも好きな事がこれから出来るのかなぁ。
追記
ちょっと物足りなかったので最終話のを。
現実が、母が作った異世界と混ざり合い...
仲直りというか解決はしたけどピュアイリュージョンが消滅?
パピカが居ない!
アモルファスが失われたので手助けできない。
「試してみれば良いだろう」
ミミの欠片が埋め込まれてた、太ももの古傷を見てみようと...
「なにしてるの?」
「帰ろう」 出口は...「あっち!」「適当なんだから〜」
帰りのホール出現は大抵上空だけど、全く問題なしなのは、 どうやら現実ですら夢と同じように自由に出来るのかなっ。
スクレピオスの実働部隊も無事でした。
幼なじみのヤヤカと、異世界から連れ帰った変なやつとか。
あと...ピュアイリュージョン探索の為だけに作られた姉妹&弟くんも。
この三人って小学生だったんだ...
なにはともあれ大団円です。
*1:中学二年