以下引用です。
日本固有のキヌガサソウ、ゲノムサイズが最大=英研究
リンク:http://www.excite.co.jp/News/odd/E1286529433140.html
[ロンドン 7日 ロイター] 日本固有種の植物であるキヌガサソウは、細胞1つ当たりの総DNA量を示すゲノムサイズが、これまでに記録された範囲では最大であることが、英国のキュー王立植物園の研究で明らかになった。キヌガサソウのDNA量は152.23ピコグラムで、ヒトの約50倍。これまでゲノムサイズが最大とされていたハイギョの1種、プロトプテルス・エチオピクスの132.83ピコグラムを約15%上回った。
同研究チームのイリア・リーチ氏は、キヌガサソウが絶滅の危機にひんする可能性が高いと指摘。ゲノムサイズが大きければ絶滅のリスクが高まると話し、「DNA量が多ければ、細胞分裂のときにDNAをコピーするのに時間がかかる」と説明した。
リーチ氏によると、植物を対象とした研究では、ゲノムサイズが大きいと汚染された土壌や過酷な環境に適応しにくいことが分かったという。
>同研究チームのイリア・リーチ氏は、キヌガサソウが絶滅の危機にひんする可能性が高い
と指摘。ゲノムサイズが大きければ絶滅のリスクが高まると話し、「DNA量が多ければ、
細胞分裂のときにDNAをコピーするのに時間がかかる」と説明した。
ん?なんか、おかしいよ?
...DNA量が多ければ…DNAをコピーするのに時間が…絶滅の危機にひんする可能性が高い?なんか勘違いを起こさせる文章に見えます。
DNAの中で、実際に使われているのは数パーセントじゃなかったっけかな?...つまりは...100%使われる遺伝子の一カ所が壊れた場合は確実に影響が有るけど、その倍の遺伝子を持ってて...半分が使われない遺伝子だった場合は、影響が出る確率は半分になる。つまりは、多ければ多いほどコピーミスの確率は減る。多さ自体は絶滅しやすさの理由にはならないですよ?
だから...ヒトの約50倍と云う事は、少なくともコピーミスでのエラーが原因でのトラブルは人よりも50倍は少ないと云う事。
遺伝子って他の生物のもつ部分も、ぶつ切れ状態で内包してるらしいですからね
...それが機能してるかどうかは別問題だとか*1。だから、より多い遺伝子の生物というのは、より進化した生物だと云えると思う*2ので、進化が細分化...環境に適応しすぎた末端部分だとするならば、環境変化に耐えられないだろうと思うので、
と思います。そういう理由ならば、
絶滅しやすい
でも、実際の所は
遺伝子って解明・解析を待つばかりと良く科学系ニュースとかで聞くけど...ボク自身、学者とかエラい人の考えてる事がよく判らない。だからこういう事を書くんですが f( ̄〜 ̄)...<(笑)
そのぶつ切れ状態で内包してる遺伝子
だって...4つの塩基の集合体でしょ?量がたくさんならば、使われてない部分に それこそランダムに別の生き物と似通ってる部分とパターンマッチングするでしょ?
ウィルスって、大腸菌とかを使って増殖するときに 自分の遺伝子を注入して大腸菌自体に自分を増やしてもらうんでしたか?...ミトコンドリアだって、別の生き物と融合というか内包した結果なんだし。
そういう能力を持った生き物に寄生されまくった結果...それらは見つかってなかったり既に絶滅した生き物も沢山居ると思う。カンブリア大爆発の、あまりの多様化は、そういう生物の発生だとボクは思ってます*3
実際は、エラい人たちも ろくに判ってないんじゃないのかなぁ(〃▽〃)