あきやん 's journal

アニメ、ニュース、ソフトとかの備忘録。

サービス論って怖いなぁ...(^_^;

リンク:活字中毒R。
「はてな」での人気記事...人気と云って良いのかな(^_^;...「ばなな祭り」とか云われてる、よしもとばななサンの著書に書かれた 居酒屋でのサービスについての文句の話と、それに関する他のブログでの記事を読んでて、嫌〜な気分になる。

後々自分自身が見返すときのためにあえて記載*1

ネットでの元記事の方が勿論詳しいです。かいつまんで云うと...居酒屋にワインを持ち込んで拒否された ばななサンたち一行。で、
以下引用です。

気のいいバイトの女の子がビールグラスを余分に出してくれた。コルク用の栓抜きはないということだったので、近所にある閉店後の友だちの店から借りてきた。
 それであまりおおっぴらに飲んではいけないから、こそこそと開けて小さく乾杯をして、一本のワインを七人でちょっとずつ味見していたわけだ。
 ちなみにお客さんは私たちしかいなかったし、閉店まであと二時間という感じであった。
 するとまず、厨房でバイトの女の子が激しく叱られているのが聞こえてきた。
 さらに、突然店長というどう考えても年下の若者が出てきて、私たちに説教しはじめた。こういうことをしてもらったら困る、ここはお店である、などなど。
 私たちはいちおう事情を言った。この人は、こういうわけでもう日本にいなくなるのです。その本人がおみやげとして海外から持ってきた特別なお酒なんです。どうしてもだめでしょうか? いくらかお金もお支払いしますから……。
〜略
 しかし、店長は言った。ばかみたいにまじめな顔でだ。
「こういうことを一度許してしまいますと、きりがなくなるのです」
〜略
〜〜〜〜〜〜〜
僕が飲食店で厭な気分になる状況のひとつに、「内輪の事情が客に伝わること」があります。とくに、店長がバイトの店員や見習いの職人を叱りとばす怒声が聞こえてきたりすると、「金返せ!」って言いたくなるのです。
 赤の他人とはいえ、誰かが(少しは自分もかかわっていることで)怒られているなかで、食事を楽しむことが至難の業だということくらい誰にでもわかりそうなものなのに、意外とそういう怒声が聞こえてくる店ってあるんですよね……
 この店長は、たぶん、「正義の人」だというよりは、「何かにイライラしていて、そのはけ口として、この『正義』をふりかざしていたのではないかなあ。持ち込みへの注意はさておき、バイトの女の子への注意は、閉店後、あるいはもっとこっそりやったほうがよかったのでは。

「よしもとサンたちのプライド」...特別な人間だから(^_^;も気に入らない事の一つだけど、居酒屋で、後の集客のためにサービスをしておくも、真っ当な事だからこそ気にくわないです(^_^;

サービス業ではわかりきってる事なんだろうと思う。

でも...そういう不確実な利益を当てにさせない教育というものがあります。少なくとも製造業では有る。居酒屋の店長って...店長自身が派遣社員だったりするでしょ。派遣だから、後々のためになる事をしないとかの意味ではないですので念のため。そういう判断を現場がしてはいけない。という教育も有ると云う事。

本部に逆らって、客のためになる事をしたらクビになる。

セブンイレブンの「売れ残りを安く売ったら店長クビ」と云うのと同じようなものだと思う。そこには、安く売ったら客も喜ぶし、店の損失も減るという考えは存在しない。そういう事を考えてはならない。この居酒屋の店長は、そうせざるを得ない事にいらだち、バイトさんを怒ってたんじゃないのかな...

「客に聞こえるように怒る」

とくに、店長がバイトの店員や見習いの職人を叱りとばす怒声が聞こえてきたりすると、「金返せ!」って言いたくなるのです。

わはは(^_^;厭な気分?当然です。そのつもりなんですから。文句を付けてくる客にあえて聞かせて、客の方を引かせる手段とか...バイトさんに悪いな。とか、店長は笑顔で接してるけど本気で対応してるとか、本心は煮えたぎってる事を解らせるとか、いろんな事を客に考えさせる手段だろうと思う。それに、
バイトさんの心情をくみ取りつつ...「バイトさんはサービスしてあげたいけど、会社の方針として断らなければならない」そのこと自体をも考えさせる。というのも有ると思う。

徹底した対応。

サービス業も製造業並みに徹底したコスト削減をしなければなりません。トヨタ方式を見習いましょう。
数字に出せない動作は無駄なのです。無駄な動作をしてはなりません。少ない動作で短時間に利益を上げるのです。今の時代、バイトやパートだってVA提案をしなければ雇い続けてくれる保証は無いのです。...なんて居酒屋の社員教育でやってるんじゃないのかな。今時の居酒屋チェーン店、店長の教育は、そういうサービスとかよりも次元が異なる、もっとハードな利益追求をさせるものだと思いますよ。

*1:このサイトは日記なのです