あきやん 's journal

アニメ、ニュース、ソフトとかの備忘録。

日本に、こんなに信心深い人?が居たことに驚いてます。

以下引用です。

教会襲撃の容疑者「不幸を神に気づいて欲しかった」

リンク:http://www.asahi.com/national/update/0723/OSK201007230244.html?ref=rss
近畿地方にあるプロテスタント系教会や関連施設に消火器などが相次いで投げ込まれた事件で、器物損壊容疑で逮捕された無職池田康政容疑者(29)=大阪府豊能町=が大阪府警の調べに対し、「神が不幸を止めてくれなかった。はじめは石などを投げていたが、これでは神は気づかないと思い、エスカレートして消火器を投げるようになった」などと供述していることが府警への取材でわかった。

 府警は23日、4月27日早朝に大阪市此花区の日本キリスト教団大阪四貫島教会の付属保育園に消火器を投げ込み、1階教室の窓ガラスを壊した疑いがあるとして、器物損壊容疑で池田容疑者を再逮捕し、発表した。池田容疑者は同教会を襲う直前に別の教会に消火器1本を投げ、扉を壊した容疑で今月4日に逮捕されていた。

 捜査関係者によると、池田容疑者は、逮捕容疑を含めて大阪(44件)、兵庫(22件)、京都と滋賀(各3件)の計72件について「すべて自分がやった」と供述している。

不幸ですか...

世界は理不尽なのがデフォルトですからね σ(^_^;)。大多数の人は、小学生ぐらいには その理不尽さを うすうす気づいてるんだと思いますが。

  • 昔、銀行口座を持てた事を自慢げに話してくれた友人が居ました...その人にとっては誇らしい事だったんだろうと思います。話を聞くにつれて...彼の親は持てない...ああ、そうか、禁治産者とかの関係で身分証明が持てないのかも...そうして、彼が、周りもそのようなものだと思ってる、実際に彼の周りは皆そうなのかも知れない...世界の理不尽さを再認識した事があります。

自分だけ不幸だと思うと、そういう事もしたくなるものでしょうか。

だって、偏るものです。

wikipedia:運
以下引用です

実際にプログラマに乱数用のプログラムとして使用されているメルセンヌツイスターでプログラムを作成し、上記のコイン投げをシミュレートした例を提示してみると次のようになる。

表、表、裏、裏、裏、裏、裏、表、裏、表、表、裏、表、表、表、表、裏、…

多くの人にとって上の結果は「異様に表か裏に偏っている・分布が固まっている部分がある」と感じられるのではないだろうか。実はこれは錯覚の一種であり、クラスター錯覚(en:clustering illusion)という。クラスター錯覚から理屈を組み立ててしまうことをテキサスの射撃手の誤謬(en:Texas sharpshooter fallacy)と呼ぶ。ギャンブルなどで負けがこみ、サンクコストが発生しているさいにはこの種の誤謬に陥りやすい。

クラスター錯覚*1だと思う?いえいえ、その錯覚こそが間違いです。

  • 何故なら...そのが試される場面は、凄く少数なんです。場面がたくさんあればあるだけ、例えばコインの裏と表の出る回数が平均になるでしょう。でも、ごく少数しか、運を試される場面がなければ...「クラスター錯覚」は、けっして錯覚などではなく...偏ってしまうんです。「分布が固まっている部分」が全てなんです。

エラい学者サンには、好きなだけ理屈を並べさせて結構です。でも...現実に、宝くじに連続で当たる人と、全く当たらない その他大勢の人が居るでしょ?学者サンの云う事は昔から当てにならないものです。あ、もちろん、ボクの個人的な意見。暴論ですからね(^^ゞ

まあ、なんていうか、、

不幸を嘆いても、どうにかなるもんじゃないですから。
うちの父ちゃんもそうだけど...気に入らない事があると 身近の誰かに当たる人ってよく居ますね...この間は、イナゲヤから出てきたおばちゃんに、すれ違いざま「タバコなんか吸いながら歩いてるんじゃねぇ!」と、叫ばれる σ(^_^;)...あ、いつもの暴言おばさん。誰だか知りませんが<連続で当たりまくってます。偏りすぎです...え、運とは違いますかぁ?(爆)
そういう事に誰かを引き込むのは建設的じゃ無いなぁ。
世の中を穏やかにするには、自分から周りを明るくすべきでしょ。どうせ理不尽なんだし。

追記です。

>「モンティ・ホール問題」
wiki より。
wikipedia:モンティ・ホール問題
以下引用です。

概要

「プレイヤーの前に3つのドアがあって、1つのドアの後ろには景品の新車が、2つのドアの後ろにはヤギ(はずれを意味する)がいる。プレイヤーは新車のドアを当てると新車がもらえる。プレイヤーが1つのドアを選択した後、モンティが残りのドアのうちヤギがいるドアを開けてヤギを見せる。

ここでプレイヤーは最初に選んだドアを、残っている開けられていないドアに変更しても良いと言われる。プレイヤーはドアを変更すべきだろうか?」


この問題が知られるきっかけとなったのは、 1990年、ニュース雑誌"Parade magazine" のコラムニスト、マリリン・ボス・サバントが読者の質問に「正解は『ドアを変更する』である。なぜなら、ドアを変更した場合には景品を当てる確率が2倍になるからだ」と回答したところ、読者から「彼女の解答は間違っている」との約一万通の投書が殺到したエピソードによる。投書には千人近い博士号保持者からのものも含まれていた。
…略
「直感で正しいと思える解答と、論理的に正しい解答が異なる問題」の適例とされる。
…以下略

ボクは、「マリリン・ボス・サバントは間違えてる〜」の信者です!(^^ゞ
ボクは 計算とか暗算が凄く苦手なので、たいていの場合、計算を一切せずに理屈を捏ねてますが(笑)これも「運」で云う、“クラスター錯覚”のような、数を利用した“騙し”<ゴメンナサイ...だと思います。
以下引用です。

以下のように考えると直感でも理解しやすい。

1. ゲームには100枚のドアが使われるとする。プレイヤーが最初のドアを選んだとき、この扉の当たりの確率はわずか1/100である。
2. 次に、正解を知っているモンティが残り99枚のドアのうち98枚を開けてヤギを見せる。
3. プレーヤーは2回目の選択をする。
…以下略

これで納得しちゃう人が、かなり居るんでしょうね。100に対する確率と、「3」に対する確率は、まるっきり違うものだと思う。
回答者が何を選ぼうと、残ってるどちらかの外れをモンティが開ける。モンティ自身が結果を知らないとするならば別ですが。

回答者が最初に選ぶ事自体に意味が無いんですね σ(^_^;)

選ばされるから可笑しくなる。

  • だって...最初に取っても、その結果が判らなければ取らないのと同じです。3つ有るウチのひとつ...確実なハズレをモンティが引き抜く。残りの二択をプレイヤーが選んでるだけ。だから最初から1/2。

3囚人問題も、最初から1/2。
...助かる確率が1/3から1/2に上がった訳ではなく、最初から1/2。

でも...なぜか、2/3なんです...

一回目は1/3(0.5)、2回目、何も考えず機械的に変更すると...残ってるのは1コだけだからそれしか選べないんですけどね...2/3(0.67)と確率が変わる。
wikipedia:3囚人問題
以下引用です。

心理学の題材として

直感的・主観的に捉えた確率と確率計算の結果が一致しないのはなぜか、さらに、解答を説明されて理解しても納得できないのはなぜか、という研究が認知心理学の研究分野で行われ、日本認知科学会でも1980年代、盛んに取り上げられた。

日本でも、Aは正しい(助かる確率は1/2)とする人が多数を占め、まちがい(助かる確率は1/3)とした人も、確率論に基づいて判断したわけではなく、単に看守の回答は確率に影響しないと考えた者が多かった。 そこで、確率論に関する解説と計算結果を示して説明すると、納得する者としない者に分かれる。さらにいったん納得した者も、変形問題を示されると再び悩み出す傾向が見られた。

ある研究で行われた文系大学生へのアンケート[2](n=142)結果では、回答者の76%が1/2、14%が1/3と解答している。しかし、別のアンケートで確率は統計に基づくことを説明するヒントを載せたところ、この比率は逆転した。

えっと...学者サンの確率は統計に基づくことを説明が詭弁です。そうに違いない(^^ゞ

さらに追記〜〜〜〜〜〜〜

>ネコでもわかるモンティホールジレンマ
うーん...ボクの場合は、これで余計に判らなくなりました(笑)
でも、猫の絵を見て、落ち着いて考え直したら唐突に理解。これは...「確率」というもの自体が、データを沢山揃えなければ曖昧すぎて判らない...と云うところに固執させるための心理問題なのかもです。

検証のために扉を増やすと云う事は、逆に 心理的に引っかけやすくさせる為の作戦なんだろうと思います。「確率」が、データを増やさなければ判らない仕組みなので、それを増やすという論法に持っていこうという部分は統計としては正しいんでしょうけど。

このジレンマを考えた人は、

2択に持っていく為に「3つの扉」「3囚人」...「3」に拘って設定してるんでしょう。そして、正解を判っている人に一つを消させる。

  1. で、たいていの人は...2択と回答。
  2. そして検証する人は...「確率」だから増やして立証と。扉を増やしちゃう。

ここで2重の引っかけが発生してるんですね(^_^;

要するに...最初は必ず1/3の確率。

で...それが当たっていようが居まいが関係なく、その次には避ける。
次に選ぶ時は、モンティが一個減らしてるので...その選んだものだけ確率が上がる...最初のまま変えないと確率が変わらなく1/3のまま。だから、イヤでも変更する。

うん、これは心理問題です。見事に騙されました。なんか以前にも騙されたような気がしますがσ(^_^;)...まあ楽しめたからオッケーです!

と云うか、次もまた騙されると思います(笑)

うーん...

確率が1/3から2/3に? 0.33から0.67に変わるの? 
選ぶのを変更するだけで倍に?...ダミーを知ってる人が1コ引き抜くだけで?...やっぱり納得できないです。

つまり...「最初2コ、2択」だったとして、
誰か別人がダミーを追加してからプレイヤーに選ばせ、その追加したダミーを引き抜けば、最初の選択よりも確率が倍になると?...まった!なんで、2択...0.5よりも確率が上がるの?...
ああ、そうか、別人ではなく、「正解を知ってるモンティがダミーを入れる」事が重要なんだ、一回目でダミーをプレイヤーが選んだら、モンティが引き抜くときに正解を避けなければならない。もっと云えば...そのダミーをモンティが知ってる必要はなく...モンティは正解を知ってて、それを避ける事が、プレイヤー自身の確率を上げる事に。それも本来の50%よりも上げてしまうと。

まあ、確率ですから。
外れるものは外れるとσ(^_^;)...しかしエラい事を考えたものです。

*1:本当は何ら意味の無い情報の中から何らかのパターンを見出してしまう現象