あきやん 's journal

アニメ、ニュース、ソフトとかの備忘録。

テレビのニュースと、現実との、年収とかの認識の違い。

テレビ報道で云っている世間一般の年収とかの関係と、ネットとかで調べたら判る現実との間に差があるのは昔から知ってたけど、最近は特にその差が大きいようです。なんだろう。何か意図があるのかなぁ...

以下引用です。

介護職員の月給1.5万円アップ 事業所収支は大幅改善

厚生労働省は20日、介護職員の処遇改善状況を公表した。月額給与は今年6月までの1年間で平均1万5160円増加。昨年10月に設けられた処遇改善交付金が機能している結果となった。ただ、民主党が昨年の衆院選マニフェストで掲げた「月額4万円引き上げ」には、ほど遠い。

 処遇改善交付金は、介護職員の賃金を上げるため、月1万5千円増に相当する額を全額国費で事業者に交付する制度。2010年に全体の87%の事業所が申請した。

 厚労省が全国の約6300事業所を調べたところ、交付金を申請した所は看護師など交付金の対象外の職種でも月額約8500〜1万2200円の賃金増があった。交付金を申請していない事業所を含めた介護職員全体でも、今年の6月分の月給は1年前に比べて1万3880円増えた。
…以下略

>「月額給与は…平均1万5160円増加」ねぇ...

上がった事だけ書いて、結果がいくらになったのかを、わざと書かないようですので...ボクは書きます。
ホームヘルパーって、その殆どが非常勤のパート勤務で...ヘルパー2級取得者ならば時給は1,000円前後がほとんどらしいです。つまりは、ヘルパー2級を持っていたとしても、スーパーやコンビニのレジ係と同じ。
一日8時間働いて...一日8千円*20日で16万円?いえいえ、税金で引かれるから12万程度です。おっと、パート勤務で8時間は無いですか、パートって普通、9時から4時の7時間以下たがら手取り10万程度の筈です。だから年収は100万ぐらい。この記事の云うとおりに増えたって150万以下。
お役人の云うところの低所得者層...年収300万円以下の、さらに半分

そうそう、

伝統工芸とかの...“職人サン”と呼ばれている人たち。の年収って判ります?ボクの聞いた話だと200万前後でした。地方の旅館とかホテル(一流は抜かします)の、部下を持つ...管理職レベルのマネージャとかボイラーマンも200万前後。部下を持ってる人です。ボイラーマンは勿論、ボイラーの資格を持つ人です。
町中の商店街の店主だって、せいぜいその程度です。
だから...工場とか一般的な会社勤めの社員以外は、年収200万「以下」だと思って良いと思う。

だから、

例えば、工場のライン勤めの人は、役職付きでなくっても...本人たちはどう思ってるか知らないけど、パート勤務とか職人さんの倍は貰ってる勝ち組な訳です。で、テレビとかのマスコミ系は、そのライン勤めの人を底辺だと勘違いしてるっぽい。

実際の所「昇進年齢」とか云う不思議な考えを持つ人も居ます。

「標準」は係長32.7歳・課長39.4歳・部長47.0歳だって...たまに、ネットとかで話してる人も居るけど...まさか皆さん本気にしてる?ねえ、学校卒業とかで入ってきた人が、全員、その年齢になったら係長・係長・部長になると本気に思ってるの?役職が上になればなるだけ数が減ります。その人たちの同期は、どこに行ったんでしょうねぇ...お役所と、マスコミは、全てそうだと本気に考えているっぽい...お役所では「部下無し係長」とかいうのが居るらしいですし。大きな企業でも有るのかも。

中小企業ではあり得ませんね...

この辺の考えも、マスコミとかお役所の考えと それ以外との「差」の原因の一部なのかも知れない。