あきやん 's journal

アニメ、ニュース、ソフトとかの備忘録。

「グスコーブドリの伝記」...良いなぁ。

7月7日から、映画が公開だそうです。DVD出たら買うかも。

最初に宣伝を見た時、「銀河鉄道の夜」かと思いました。

だって主人公の見た目が、あれのジョパンニそっくりだったから。
見た目はジョパンニでも、グスコーブドリのやってることはカンパネルラだと思うんですけどね。

カンパネルラの事を追いかけるジョパンニでは無く...付いていく為に何をすべきか考えるジョパンニでは無く、目的がはっきりと決まってるカンパネルラ。

宮沢賢治の物語、大好きです。

暗いけれど。<(^^ゞ?
「グスコーブドリの伝記」とは云ってるけど、オリジナルとは かなり話が違うみたいです。しかし、話が話だけにハッピーエンドにはならないんだろうなぁ...自己犠牲はイヤだなぁ...でも好きなんだよなぁ...

「銀河鉄道の夜」DVD持ってます。

猫のキャラが似合ってます。感情表現とかキツいですから。実写で俳優なんか当てたら、評価がた落ちになると思う。かといって下手にキャラとか作ってもダメダメになると思うので、この猫キャラはグッジョブだと思います。

以下引用です。

宮澤賢治の代表作である同名作品と、同作をもとにキャラクターを猫に置き換えて描かれたますむらひろしの漫画作品をそれぞれ原作と原案に、「タッチ」の杉井ギサブロー監督、劇作家の別役実脚本、そして細野晴臣音楽の豪華スタッフによって1985年に制作された劇場用長編アニメーション。
病気の母と暮らし、帰らない父を待つ少年ジョバンニ。星祭りの夜、丘の上で一人空を見上げていたジョバンニのもとへ、鉄道が到着する。乗り込むとそこには親友カムパネルラがいた。2人は永遠の友情を確認するかのように旅立つが、やがて別れのときが訪れる。
キャラクターが猫であることや、原作に対する解釈をめぐって賛否両論別れるものの、独りぼっちのさみしさや切なさ、さらに夏の夜の微妙に涼しい空気感まで感じさせてくれる。(田中 元)

>原作に対する解釈をめぐって賛否両論

ボクは、宮沢賢治が自己犠牲...それも、その素晴らしすぎる理想の為に逝っちゃった誰かの「身内の悲しみ」をテーマにしてるように思うので、この解釈に賛成してます。

ところで、

カムパネルラって、ジョバンニにとって親友であると同時に、尊敬できる...すこし兄ちゃんっぽい感じだったんじゃないかな。
知識も有り、いじめっ子にも対応でき...対応どころか、ザネリを助けて死んじゃったんですよね。だからジョバンニにとって得る事の方が多い関係だというイメージを最初持ってました。カムパネルラは、頑張って不幸になっちゃった可哀想なコ。

  • でも!でも!ですよ。これからが重要!!

カムパネルラにとって、そういう風に慕ってくるジョバンニってなんか良いでしょ?
すんごく可愛くない?萌えない? (#>_<#)?

ひょっとして、カムパネルラって もの凄い幸せを得られたのかも知れない。

...いけませんね。思考がどうも腐って困ります。(^^ゞ?