あきやん 's journal

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「新世界より」 九 [Blu-ray]

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近未来じゃ無いですね。

文化は日本語圏。で、今で言うと超能力みたいな「呪力」を持つ人が一般的に*1なってから1000年後の、遙か未来。しかしバラ色と云うわけでは無く、それ*2に対応した社会システムで、その中での子供達の成長とかを描いた作品。と云う事で良いのかな?

脚本は結構好きだけど、なにせ設定が暗め&恐めで。

そうですね、念じるだけで破壊や殺人...それも、大量に...が可能。既に、過去にあった虐殺とかが歴史として残って、様々な試行錯誤の後の社会構造。

  • 決まった年齢になるまでに呪力が発現しないと、人知れず処分される。

なにしろ、子供のレベルの呪力ですら、大岩をさいの目に切ったりとか出来るみたいですからね。それが当然の世界ならば、何も力が無くって「やられる一方にも問題がある」という考えもあり得るかも。

  • ルールを守らない人間は、処分。

「人間に何かをしようとすると自滅」するような暗示が掛かってるようだけど、それって方法に因るだろうから。予めルールを無視するようなのは子供のうちに処分するんでしょう。

7話までは、これらの...状況説明の為の話だったみたいです。

子供が会ってはならない「バケネズミ」...ボクは始め、あれって呪力が発現しなかった子供のなれの果て。だから自分を知る子供に会ってはならないものだと思ってたけど、どうやら別種族。

バケネズミは人間の事を「かみさま」と呼ぶ...彼らは呪力を使えないから、なのかな。人間は人間を殺せないように暗示が掛けてあるので、子供を処分してるのはバケネズミかも知れない。と誰か推察してた。

4話の...立ち入り禁止区域で「図書館」を名乗る、一見生き物の「ミノシロモドキ」に、説明を強制して全部を知る事になったけど、この事実は「子供は知ってはならない事」らしく、以降の話の要になるのかも知れないです。

と云う事で、8話から本番。

ところで...立ち入り禁止区域の「逃避行」で助けてくれたバケネズミ...スクィーラの所属する「シオヤーブコロニー」って、「塩屋虻コロニー」だったとは。大雀蜂コロニーは判ったんですけどね。

*1:ホントは「普通に」と書きたいんだけど、昨今の “普通” は、文字通りの普通では無く...「平均より上位を差す」らしいのでこう書きます。全く...誰がこんな言葉を流行らせたんだか?

*2:呪力