「過大に評価してはいけない」から、やっぱ自白重視で。
云いたいことは判るけど、こういう言い方をしてはいけないと思う。 これって、刑事ドラマ好きなおまわりさんに利用される... 「利用させる」ためにあえて作ったみたいです。
「最高裁司法研修所の研究報告」だそうです。
DNA鑑定
- 残された髪の毛から同じDNA型見つかっても別の理由で現場にいた可能性。ただちに犯人と言うべきではない
- ほかの理由と総合的に検証する必要。結果だけを過大に評価すべきでない。
えっと、
- 別の理由で現場にいた可能性
現場にいたことを前提にするべきではないでしょ。髪の毛の「別ルートからの混入」とか。
犯人に計画性や余裕があったなら、近い交友関係の第三者の髪の毛なんて結構楽に用意出来るしね。櫛には毛が付いてるものだし...風呂に入れさせてくれるほど近ければ、密室で排水溝から取り放題。
- 結果だけを過大に評価すべきでない。
いや...そもそも、「自白」というものが全く信用出来ないものだし、さらに目撃証言...心象
*1は心証
*2で上書き可能。つまり、人の言動は「いい加減すぎるんです」。残ってるのは監視カメラとかDNA鑑定ぐらい
だから「結果だけを過大に評価」ではなく...「その結果しか評価するものが無い」ので、その結果になる理由を「作為的な操作を含めて、すべて考慮すべき」とか、しなければならないんじゃないのかな。
しかし...「結果だけを過大に評価すべきでない」って...
某「復興支援」の...「防災・減災って付ければ、どこに予算を使ってもオッケー♪」みたいに、じつに利用しがいのある言葉だと思う。
「『過大に評価してはいけない』から、やっぱ自白重視で」@恫喝系おまわりさん
ってね。