事故とは故障率です。

さっき、「スクール革命」と言う番組で、確率を取り上げてた。

一応、念のために。バラエティ番組ですからそのつもりで。

えっと、都内で? 0〜80才までに交通事故に遭う確率が4割だとか、 芸能人に会う確率が4割で、通りすがりの人と服がかぶる確率の方が少なかったり...幾つか忘れたけど。

待て待て(笑)...σ(^_^;)?

芸能人に会う確率なんて、住んでる場所次第。 服がかぶるのは...買うお店とか年齢的傾向とか、まあ、その前に、心理学的な傾向と分布。他人の服を気にする人は、ユニクロで汎用の服を買わないし、買う時も気を付けるでしょ?気にした時点で確率が下がるんです。

まあ、これは煽ってるのがミエミエなので、どうでもいいです。

交通事故の元ネタは、内閣府が出してる「交通安全白書」のようです。
  • これって、その条件を考えると、どうとでも取れるんですね。

おおよそ、一生に一度あるか無いかの確率とも取れるけど...ところで、今までの人生で交通事故に遭った人って どの程度居るんでしょうね。ボクは無いです。

...多分、こういう確率を語る人は、そのデータ部分を分かりやすくしようとし、「Mersenne Twister」で作られるような...均一で大量、ランダムだと証明されてるデータを元にした理論から構築した確率論の信者なんでしょう。

この信者にかかると、運の偏りを全て「クラスター錯覚(clustering illusion)」とか「テキサスの射撃手の誤謬(Texas sharpshooter fallacy)」にされてしまう。

ボクは、理論って云うのを信じてないです。

経験則の信者ですっ(笑)

だってさ、ボクの知人で交通事故に遭った人って偏ってる。親戚に、何度も何度も事故起こしてる人が居る。でも、ボクとかボクの友達に、事故に遭った人は居ない。その経験則から考えると...運と云うのは偏るんです。と云うより、事故を起こす人は何度だって事故る。

でも、車に乗らない人が事故を起こす?むやみに道路を横断しない人が事故を起こす?

事故なんてのは確率じゃないです。故障率の計算で代替出来る。 確率で出そうとする考え方は、つまり故障率一定型 *1故障が時間の経過に関連のないもの。主に突発的事象による故障。というのが前提。

でも実際は...加齢はIFR...故障率増加型 主に磨耗、損耗など特定の不良モードによる故障*2で、どうしても減らせない。 経験が生かせるならDFR...故障率減少型 主に製造上の欠陥による故障*3となるけど...

人間って、「経験により出来る事が増える」のに、判断能力的に初期不良なのを直すのはかなり問題が有るんでしょう。

結果、元々事故を起こす素質がある人は加速度的に(笑)

  • 確率って、詐欺と同義でしょ

...宝くじで大当たりする確率とかありますね。

でさ、でさ、同じ人が当たる確率って、物凄く少ないはずでしょ?でも、有る。

サイコロで、思い描く目が出る確率は1/6だけど、6回振ったって出るもんじゃ無いです。

「理屈では」同じ目が2回出たら奇跡。でも、同じ目が出た経験が必ず有る筈です。むしろ、全部違う目が出る方が、さらに奇跡。しかし「確率としてはあり得る事になってしまう」。でも、そんなこと有る訳ない。有ったら凄すぎでしょ。全部同じ目が出るよりも少ないというのは直感的に判るでしょ?*4

あれってば、当たる確率を考えてるから変なんです。

...あのさ、クジと云うのは、「外れる確率」を考えるべきなんですよ。

  • 「一生に一度事故を起こす」と勘違いさせる結果にはなったけど実際は...全く事故を起こさない何人かの人と、その人の分だけ事故を起こす人が居ると云う訳。 つまり...例えば3回事故を起こす人が居たとしたら、他に2人、事故を起こした事の無い人が居る。

「交通安全白書」から確率を出そうと考えた人がたくさんいると思うけど、あれから出てきた確率とは、事故を起こす確率を導き出すものじゃなく...「事故を起こさない確率」です。

だからボクはクジなんか買わないもん(笑)?

*1:Constant Failure Rate : CFR

*2:Increasing Failure Rate

*3:Decreasing Failure Rate

*4:と云うか...物理的、ハードウェア的に、近い動作と力加減。それに物の反射って同じ程度に補正が掛かるから