やっぱり「銀河鉄道の夜」の方が好きかな。

「グスコーブドリの伝記」を見る。


『グスコーブドリの伝記』予告編 - YouTube

えっと、「銀河鉄道の夜」のスタッフで、手塚プロダクション制作だそうで。
キャラは、銀河鉄道…のような擬人化ネコキャラ。
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カンパネルラの後を追いかける決心をしたジョパンニの、その後のようなイメージで見てました。
設定は全く違うんですけどね。
背景とか凄い豪華です。
以前予想したとおり、ハッピーエンドでは無いです。

http://tummy.hatenablog.com/entry/2012/06/30/「グスコーブドリの伝記」…良いなぁ。

表現は上手く押さえてるようだけどやっぱり暗い…σ(^_^;)
連れ去っていったっていうのは比喩だろうから。幻想的に誤魔化したのは正解かも。
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原作の最後って変更があったんだそうで?

ブドリが火山を噴火させて、気候を暖かくさせ豊作にしたのは同じ。
でも…初めは、その年以降の気候が温暖、豊作になったと云う話だったけど、
その年の冬だけ温暖、豊作になった。と変更されたとか。
グスコーブドリにしろ、銀河鉄道にしろ、どうにも自己犠牲がテーマのように思えて、
アクが強くて嫌う人も多いんじゃないのかな。
宮沢賢治って、たしか教員の前?肥料の販売員がてら肥料の改良とかしてたんじゃなかったっけ…以前何かで読んだと思ったけど、wiki見ても書いてない。ボクは、その話から、小説では自己犠牲っぽいけど行動は前向きな人だと思ってました。
あ、でも、「注文の多い料理店」の…皮肉屋の印象もあったけど(^^ゞ
宮沢賢治自身はどうだったんでしょうね。銀河鉄道も、ブドリも、生前に発表されたものでは無いらしいから、草稿として書いたけど発表するつもりがあったのかどうか。
「その年以降」だと自己犠牲万歳になってしまう…これは宮沢賢治の本意じゃなかったからこそ、
ワザと「その年の冬だけ」と書いた…書き直したように思う。
って、これはボクの勝手な解釈ですけどね。
 
ボクとしては、やっぱり「銀河鉄道の夜」の方が好きかな。
このクォリティで銀河鉄道の夜をもう一度作って欲しいなぁ。