あきやん 's journal

アニメ、ニュース、ソフトとかの備忘録。

最近の科学の発達で変わる、かつての常識。結構多いようです。

最近の科学の発達で変わる、かつての常識。結構多いようです。

まずは、ついこの間までSF的な夢物語に思えてた「地球外生命体」

かつて生命というのは、とてもまれな偶然で発生した奇跡のように云われてたようでしたが、 その材料...炭素系化合物が彗星で運ばれてて、衝突、接触場所の条件さえ良ければ、案外高い確率で発生するもののようです。

核には様々な物質が含まれていますが、中でも私が今注目しているのは、アンモニア(Nh4)などの窒素化合物や、メタン(CH4)、エタン(C2 H6)などの炭素化合物です。これらはいずれも生命を作る材料として重要なものなのです※3。  もちろんこれらは、宇宙空間の雲の中にも含まれていますが、ここ10年の研究で、彗星の中にもかなり多量に含まれていることが分かってきました。

www.kyoto-su.ac.jp

で、その「環境」の方は...

 もう1つ、生命体の栄養として欠かせないのが、エネルギー源だ。二酸化ケイ素は、そのようなエネルギー源の存在を暗示している。つまり、エンケラドスの海底にある熱水噴出孔によって、海水が循環していると考えられる。NASAジェット推進研究所のケビン・ハンドは、「これが本当なら、大西洋のロストシティ熱水噴出域に似た活動がほのめかされます」と述べている。

 ハンドによると、こうした熱水噴出孔からは水素やメタンも放出されるため、微生物が存在できる。「つまり、熱水活動の存在は、あらゆる生命の存在に適した環境であるばかりか、生命の起源に適した環境であるともいえるのです」

natgeo.nikkeibp.co.jp

まあ...地球からだけ生命が出来たように特別視するのは、宗教がかった...それこそ天動説的なものと思うので、むしろ最近になって発見されだしたこと自体が、とっても変な感じがします。

まだまだ分からないことの多い、遺伝子

遺伝子が、種の壁を越えて移動する。

発見されちゃってるのは仕方がない。こういうのも面白いです。

  • 葉緑素を持つウミウシ。

f:id:t_aki:20150911202640j:plain

葉緑体って植物だけのはずだけど...「Elysia chlorotica」っていうウミウシは体内に葉緑体のDNAも持ってて、光合成できるので何も食べずに生き延びられるんですね。2008年あたりは、食べた藻のDNAを取り込むアクロバットな事をやってるのではという研究結果が出てたけど、どうやら間違い。最近の研究では、しっかりと葉緑体DNAが遺伝してて...種の壁を突破して、植物から動物へDNAが移動したとしかあり得ない。だって。

...そんな馬鹿なとお思いの方へ

  • 目の起源

かの有名な5億4200万年前の「カンブリア爆発」で、いきなり出現した「目」
でも、目を作り出す遺伝子(Pax-6)の構造は かなり複雑で、そう偶然には出来そうになく...全く同じ形の遺伝子は、植物のもつ 光に反応する遺伝子だっけ?...ちょっと自信がないけど...でも、種の壁を越えて動物に、いきなり組み込まれちゃった。

さらにとんでもない事も起こりえたりしてσ(^_^;)

http://www.excite.co.jp/News/odd/Karapaia_52187445.htmlwww.excite.co.jp

人間には祖先から伝えられたものとは異なる、”外来”遺伝子が組み込まれている事が判明

一部の動物の進化においても、遺伝子の水平伝播が重要な役割を果たすことが知られている。例えば、線虫は微生物や植物から遺伝子を獲得する。 … また同チームは遺伝子の伝播元である生物の種類も推定している。それによれば、細胞や原生生物、あるいは別の種の微生物が最も多い遺伝子提供者であり、さらにはウイルスからの伝播も確認されている。霊長類の外来遺伝子については50個までがウイルスに由来していた。菌類由来の遺伝子も見つかっている。

ボク自身は、あり得ないことではないとは思ってました。

tummy.hatenablog.com

そのぶつ切れ状態で内包してる遺伝子だって...4つの塩基の集合体でしょ?量がたくさんならば、使われてない部分に それこそランダムに別の生き物と似通ってる部分とパターンマッチングするでしょ? ウィルスって、大腸菌とかを使って増殖するときに 自分の遺伝子を注入して大腸菌自体に自分を増やしてもらうんでしたか?...ミトコンドリアだって、別の生き物と融合というか内包した結果なんだし。

そういう能力を持った生き物に寄生されまくった結果...それらは見つかってなかったり既に絶滅した生き物も沢山居ると思う。カンブリア大爆発の、あまりの多様化は、そういう生物の発生だとボクは思ってます*3

実際は、エラい人たちも ろくに判ってないんじゃないのかなぁ(〃▽〃)

ボクの「暴論」って、半分は冗談...つまり、半分は本気で思ってた訳でして( ̄∇ ̄o)ゞ
今年の3月の発表かぁ...ボクの記事が2010年だから、ボクが研究者なら時の人になってた?なんてね(笑)