「エンミ」という言葉は、誰が流行らせたんだろう。
昨今、塩味をエンミと発音するのが流行ってるようで、テレビでよく耳にします。
ボクには、どうにも違和感有りまくりです。
昔は、甘い物は貴重だったので、甘い物を売る店は「甘味処」かんみどころと、特別扱いがオッケー。
でも、話し言葉としては「あまい」とか、せいぜい「あまみ」でしょ。
しかし塩味は、島国である日本では手に入りやすい味だからね。
庶民が使う話し言葉では「しおあじ」と発音するのが普通だと思うんだけど。
「えんみが足りない」って話し言葉でいうと変じゃん。「塩気が足りない」なら、あり得る。
あ、まさか...格好つけ翻訳と同じ方向の考えだったり。
言い回しを敢えて小難しく変える風習が、日本の一部の?知識人に有ったりします。
日本特有のような気がするけどね。
例えば...シェークスピアの有名な訳で
生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ
って...これって原文は「To be, or not to be, that is the question.」...どこにも「生きる」だとか「死ぬ」だとか、そんな言葉は入ってないんですよ。
だから...「これで良い?やっぱダメ?それが問題だ」程度の言葉な訳で...同じように、「しおあじ」を、専門家が格好つけで、味覚の専門用語としての発音の「えんみ」を持ってきたんじゃないのかな?
特殊なところで使う言葉...庶民の話し言葉では無い言葉を使いたがるのは、あまり良い事では無いと思う。
例えばね、寿司職人が使う言葉って有るじゃん?醤油とかお茶を別の言葉で言い換えるヤツ...あれはお店が裏方で、客に隠れて使うもので...客がその言葉を真似してはダメでしょ。
真似して使ってる客は、通のつもりなのかな?
「えんみ」も、同じ方向の言葉と思うので「庶民は話し言葉を使え〜」と力説したくなります。
言葉って割と簡単に崩れるみたいなんですよ。
コメディそのものは好きなんだけど、特に関西のお笑いは、最初ギャグとして使ってて流行ったら「逆の意味で定着」したりすることが普通にあったりする。
関東のお笑い、落語とかでは、言葉を間違えて使って笑いを取るときは、ちゃんと話の中で訂正する。
噺家も客も、そう云うのにウルサいからね。
「全然」なんて、光瀬龍の「百億の...」での未来都市の管理者というか超越者「zen-zenの神」...「この否定的な響き」という言葉は、そう使ってたボクに取っては、その通りなんだけど...昨今の若者とか、「全然オッケー」みたいに使う関西の人は、何のことだかさっぱり分かんないだろうな。