デスパレード
死んだ人同士をゲームさせ...既に死んでるけど「生死を決める」とか煽り...その結果で、どちらを転生させるか虚無送りにするか決める裁定者の話。
想像つくと思うけど、相手を陥れたりする人は虚無送り。
- 第11話「メメント・モリ」
なんだっけ...ラテン語だった?「死を忘れるな」だったかな。あんまり良いイメージが無いんだけど。wikiで調べたら、その元々の趣旨は「今を楽しめ(明日は死ぬから)」だって。それがキリスト教文化では逆の...現世がむなしい。という意味合いで使われるようになったとか。ボクの知ってたのはこのイメージなのかも。
閑話休題。
有田マユの決断
ギンティ*1 の裁定を受けたけど...C.H.Aだっけ?自分が追っかけてるアイドルの「原田クン」を救おうと行動。
だからボクは、相手のアイドルが奈落...じゃなかった、虚無に落ちたとばかり思ってたけど、どうやらギンティは裁定できなかったそうで。で...少しの間お手伝いしてたら、眠ったままの原田が登場。どうやら誰かを虚無に落とすまでは目覚めないって。そして見ず知らずの別の男との どちらを虚無に落とすかを、今回、マユに決めさせる。
これって、マユに対する判定になるのかなぁ...
もしかしたら本当にギンティが言うように、その(原田 or 知らない男)のどちらかを虚無送りにするだけじゃないのかな。こういう判定を持ちかけるほど、ギンティは焦ってるんでしょう。
虚無行きのエレベーターに、原田を背負って乗る 有田マユ。そして高速落下するエレベータ。
エレベーターが下につく直前、原田が目覚めた。ギンティが嘘をついたんじゃなかったんだ。 目覚めに気づいたマユ。この一瞬のためだけに自分も虚無送りを選んだんですね。
かりそめの...魂を吹き込まれた人形が、ただの人形に。
マユと原田の両方が転生する選択肢が無かったけど、これはギンティの苛立ちから?
いや、少しの間とはいえお手伝いしてもらってたからね。
両方救えないから...マユなら こういう結果を望むだろう
と想像したギンティの思いやりかな。
最終話 第12話「スーサイドツアー」
”黒髪の女”...彼女は
と思ってました。昔は、そういう...立場の逆転で主人公がショックを受ける部分を見せ場にしてたアニメが結構あったように思うけど、もう最近のアニメ制作者は「その辺の事情は視聴者も見通せる」と考えてるようです。裁定者
じゃなく裁定される側
なんだろうな
ちゆきは生前、スケート選手だった。で、クイーンデキム*2に来たとき、なぜか死んだ事を覚えてたので「生死を決める」とか煽れず裁定出来なかった。「なんで死んじゃったんだろう」って...なんか自殺っぽい。 で、改めて記憶を消されデキムの元へ。
転生行きエレベータに乗る。 キリスト教的考えだと、自殺は悪なんですよね...ボクはそれに違和感を持ってたので*3こういう結果はよかったかなと思う。
かつて、ちゆきだった...アシスタントとして隣に鎮座。
最終話を見て初めて、この作品が、デキムの成長物語なのに気がつきました。