思想書「個別の11人」に気触れたテロリストのシリーズ。
攻殻の、前のテレビシリーズは、「笑い男事件」に影響されて、まったく関係ない民衆がそれぞれ「自分の意志でテロをする」話。
- パソコン等、電子頭脳に感染するウィルス同様、「思想も、感染するウィルス」と捉える。
人間にもアンドロイドにも関係なくかかる病。
今回は、さらに具体的な事件。
難民解放、蜂起のためのテロ思想。元々は、かつて日本であった軍部の蜂起をテーマにした思想書...いえ、実在かどうかはさだかではないですが、なんて言う過激なテーマ。カストロやゲバラについての事も同じ著者のリストにあったり(^^;)
テロリスト達、沖縄慰霊碑の、外国人戦没者碑前で、供えてあった線香を踏みつぶす<おいおい(^^;)
続いて、鹿児島の慰霊碑で集合。
肝心な思想書が判らない為、解放が目的か、それともそれを利用して潰す気か、どっちに捉えて良いものか判らなかったですが、どうやら潰す為に蜂起させる国粋主義者のようです。
難民を追いつめて、結果的に蜂起とか、融和政策を約束してた首相の暗殺も企てたり(^^;)
どうやら、元からゴウダのシナリオどうり？
テロリスト達も含めて何人かが、いままで、初版の「個別の11人」本をもっていた...いえ、もっていると思い込まされたらしい。
課長の見ている前で、原本をダウンロードしたボーマが、ウィルスにやられる。実際に電脳用ウィルスが仕組まれている。
義体化してない、電脳化すらしてない純粋な人間にも感染させるよう、本当の思想書としての体裁をもってたかもしれませんが、電脳用ウィルスは確かに有ったみたいです。
しかし濃い話。SFとして見れるよう作ってますが、その実、生命倫理から政治、社会思想まで入れる。真夜中にやるのは勿体ないです。まあ昼間やっても子供は判らないだろうし、変に気触れても困ります(^^;)
中学生の時、思想系に気触れてた（らしい）本人が言ってるんだから間違いないです。二十歳頃？当時自分が話した（だろう）話を友人に聞かされて、理解出来なかった覚えが有ります（笑）
マトモになったのか、真におかしくなったのか...物事のウラが見れるようになったのは確かですが。
