第二十二回 押井守監督の最新作を観た ~~ その前年だったか、84年に宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』と 押井守監督の『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』が 公開されました 当時の私は、『うる星やつら2』のほうが好きで、 それが押井さんにも伝わっていることを、その後知りました。 さて、話を戻します。 そのことを覚えてくれているからかどうか、 押井さんは、私に対して一方的な親近感をもってくれているらしく、 『立喰師列伝』を、ぜひ観てほしいということでした。 私は、押井さんにもうひと花咲かせてほしいと思っています。 だから感想は、一言。 もう一度、同じテーマで、 サービス第一のエンターテインメントに挑戦してほしい、 これだけです。
....“一方的な親近感”...凄いなあ〜人格破綻者?ジブリでは誰も止める人がいなかったんだろうか...
押井守監督って、“サービス第一のエンターテインメント”をやる主義では無く、一部のマニア向けが多い気がしてます。
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迷宮物件もってますが、純粋にマニア向け。大衆へのサービスなんか微塵も感じられません。監督の趣味優先〜本人もアニメ化して出演(笑)
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アヴァロン。世界観とか大好きです。もちろん持ってます。これもマニアック。
押井守監督の作風って、あえて終わりを明確に作らず、その先に視聴者の考えが入る部分とかを用意してる。“うる星やつら2”はメジャーなアニメを下地にしてるので、“サービス第一の...”のように見えるだけ。現実と被現実・妄想との区別がつかなくなる“迷宮物件”とか、電脳とリアルの区別がつかなくなる“アヴァロン”と同じコンセプト。
だと個人的に思ってます。