あきやん 's journal

アニメ、ニュース、ソフトとかの備忘録。

【携帯小説】“女子中高生携帯作家”の小説、「感動して一晩中泣いた」と同世代は絶賛…「援交・ホストネタばかりでバカバカしい」との批判も

リンク:痛いニュース(ノ∀`) : 【携帯小説】“女子中高生携帯作家”の小説、「感動して一晩中泣いた」と同世代は絶賛…「援交・ホストネタばかりでバカバカしい」との批判も - ライブドアブログ

現在中高生を中心に流行している携帯電話専用のサイト。携帯小説サイトからミリオンセラーになる本なども多く生まれていて、未だ不況にあえぐ出版業界では携帯小説部門を立ち上げようとしているほどで、金の鉱脈のように注目されているが、その実態はどうなのか。某携帯小説サイトの管理人が語った。

「はっきり言って『小説』なんて言葉で呼ぶのもおこがましいほどヒドいものばかりですよ。援助交際、ホスト、主人公の死、とかどれもこれも同じような内容で馬鹿馬鹿しくて読む気にもなれません。だからランキングの高い順に書籍化しているだけですよ」。

これらの読者層は主に地方の女子中高生で、小説を執筆しているのも同様に地方の女子中高生が中心なのだという。

この感想サイト。

リンク:そりゃ、どう思った?って聞いたら「リアルだ」「感動した」って言うよな。子どもだもん。
以下引用、要約します。

>そりゃ、どう思った?って聞いたら「リアルだ」「感動した」って言うよな。子どもだもん。

  • ぼくが小学生中学生だった頃(10??15年前。90年代だ)にこのテのケータイ小説が出回ったとして.....それの感想は

「感動した」「リアルだ」「読みやすい」になったと思う。

  • 「リアル」...その対義語は「古臭い」「親父臭い」である。成人のそれと意味合いが異なる。
  • 彼らはこういう「いい話」を読んだ、という気分に「感動」と名づけているに過ぎない。その対義語は「いい話ではない」である。成人のそれと意味合いが異なる。
  • それから「読みやすい」というところだ...行間から複雑な心境を読み解こうなどと思わない。そもそも複雑な心境を知らない.....曖昧に書くくらいなら「複雑な気持ちだった」と書いてくれればそれでいい。

大体、子どもは昔々の物語なんかどうでもいいのだ。もっと世間や社会のことが知りたいのだ。
小学生は中学校のことが知りたいし、中学生は高校のことが知りたいのだ。東京の同年代の生活が知りたいのだ。
だのに国語の教科書も推薦図書も、こんなガキいねーよっていう、子どもの目から見ても
オッサンの時代の子どもの話(しかも幻想、妄想)だろ、といったズレたものしかない。
で、あるよ、君にぴったりなものが、といって実際に本を手渡してくれる大人がいないのだ。
大概の大人は「大人が読ませたい本」しか与えない。実際に与える大人ならまだいい方だが、大体は知らないし、与えない。
 
良識ある大人は何も子どもが欲しいと思っているものを与えてくれない。子どもを使って商売をしようと思ってる大人だけが、欲しいものを与えてくれるのだ。代わりのものも与えられないくせに、罵倒して放っておいて大人面されれば、そりゃー大人ウゼエって話になるわな。

要約部分は正論(^_^;

でも、その下が一寸詭弁っぽい。...多分、そこが この感想の作者の真に言いたい所だと思ったので、直接コピー。

これって昔から変わらない事だし...

聖徳太子の頃に、既に「最近の若いものは・・・」って木簡に書かれてるのと同じような、いつでもある事だと思う。今の大人だって、子供の頃に自分と同世代の話が書かれた本を見た覚えがある人は居ないと思う。本ってそういうものでは?「ぴったりなもの」って有るのかな?書ける人は「かつて子供だった人」なんだし。
しっかし...退屈した日常を送ってる子供が、「自分に取ってリアルな本」を欲しがっても、真にリアルならば「退屈した日常しか書かれてない本」ですよ(笑)

行間から複雑な心境を読み解こう

平凡な日常からは出てきません。(断言!)