近い将来に、再度 口蹄疫が流行るかも知れないので、その為の覚え書きです。
以下引用です。
口蹄疫への対応、国の甘さも批判 検証委が最終報告
リンク:http://www.asahi.com/national/update/1124/TKY201011240392.html?ref=rss
今春から夏にかけて宮崎県で流行した家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)への国や県の対応を検証してきた農林水産省の対策検証委員会は24日、最終報告書をまとめた。中間報告で県の初動の遅れを指摘したが、最終報告では国の対応の甘さも批判。国が感染拡大防止のため家畜へのワクチン接種に踏み切った時期について、「結果的に決定のタイミングが遅かった」とした。国は報告書を踏まえ、家畜伝染病予防法の改正案を来年1月の通常国会に提出することを検討する。
今回の流行で国は5月19日、感染拡大を遅らせるため健康な家畜にワクチンを接種して殺処分する方針を決定。しかし、報告書は、感染家畜が増えていた5月はじめには必要だったと指摘した。
また、畜産業の規模拡大が進み、「10年前の口蹄疫の発生を踏まえて作られた防疫体制が十分に機能しなかった」「国と宮崎県・市町村などとの役割分担が明確でなく、連携も不足していた」などと問題点を列挙。改善策として、「防疫方針の策定は国が責任を持ち、具体的措置は都道府県が中心となって市町村、生産者団体などと迅速に行う」ことを挙げた。
そのうえで、宮崎県の通報が遅れたケースにも言及し、「口蹄疫であってほしくないという心情が強く働いた」と指摘。通報のルールに従わなかった農家や都道府県には手当金などの削減を含めたペナルティーを科すよう求めた。また、県有の種牛について県が殺処分見送りなどの特例を実施し、国も認めたことについては「特例的扱いは一切認めるべきではない。種牛の分散や冷凍精液の保存でリスク分散を行うべきだ」とした。
感染ルートを調べていた同省の疫学調査チームも同日、中間報告を公表。最初に感染が起きたとした農場について「見学者の訪問などによってウイルスが侵入した可能性は否定できない」とし、人や車両の出入り記録の農家への義務づけを提言。その一方で、侵入経路の特定はできなかった、とした。(大谷聡)
ボクは、今回の伝染病での東国原@宮崎県知事の対応が何というか...その、農家の利益の確保に必死になったせいで大幅に感染拡大させたと思うんで。
県知事サンは、頑張るところが違ったと思う。
口蹄疫が発生した国
と云う事で、畜産物は暫く輸出禁止にされてたんですよね...ナマモノだから保存が利く訳もなく全損でしょう。テレビでは何故か、そんなに騒いでは居なかったみたいだけど。知事はもっと非難されるべきだと思う。
宮崎での東国原サンの人気、凄いらしいですが、もし 他県で口蹄疫が発生して じきに宮崎に来ると云う事になった時、農家の人は、「さっさと殺して、こっちの牛を守れ」とか言い出すものだと思うんですね。その他県の県知事が特例を実施してしまう人だったらどうするんでしょう...特例を実施してしまうトップで良いのかな?
まあ、地元の有権者あっての県知事ですから...f(‐_‐;)