攻殻機動隊「タチコマの家出 映画監督の夢」を見る。
やっぱりタチコマは可愛いなぁ(#>_<#)
飼い犬「ロッキー」を探す女の子...ミキちゃんと出会う、タチコマ。
ミキちゃん、ロッキーを探しながら「海が見える丘公園」に行くって。
町に行きたいタチコマ、そこまでならと一緒に。
町...中華街っぽい雑多な雰囲気。
こういう所、好きです。
昔はこんな感じの繁華街も有ったような気がする。
ボクの生まれ育った所は違うけどね。
「ロッキーは多分、お腹が減ってると思うの」
「だからこれを買ってくワ」
「なんだか...止めた方がいいと思うなぁ」
「どうして?」 「それは...」
(近くにいたノラ犬を指さして )
「あの犬、ロッキーと近いんじゃないのかなぁ?」
話をごまかすタチコマ。
そうですよね、
わんちゃんに 香ばしい赤犬を食べさせる訳にはいかないですもんねσ(^_^;)
居たのは別の犬。で、要らないならと放り投げる。
「こら!タチコマ!!可哀想でしょ!!」
「かわいそう?でも要らない犬だよ?ロッキーじゃないんでしょ?」
「ロッキーじゃないけど、いじめちゃイケナイの!。わかった?」
「いじめてないよぉ。要らないだけ」
「もぉ。今度やったら、ホントに怒るからねっ」
ミキちゃんに、お巡りさんが職務質問。
「こんな所で、なにをしてるのかなぁ?」
「このペットロボットはお譲ちゃんの?」
「お譲ちゃん、お家はどこかな?」
どうやら独り歩きしてる(と思われてる)ようです。
もっとも、お伴はタチコマ...AIの、ほぼ子どもだから独り歩きと大差ないです(*≧∪≦)
困ってる風なミキちゃん。で、タチコマ、大人の声色を使って退散させる。
なんか、とっても気を使ってる演出です。
ミキちゃんが、気軽にタチコマに声をかけてる理由*1とか、
独り歩きだと当然有るであろう職質とか...
「凄い!今の、腹話術?」
「まぁね(^_-)-☆」
最後に公園に。
「秘密の金魚」お話。金魚を人に見せたがらない女の子。既に死んでる金魚
...それで、女の子は「自分が悲しむだろう」と大人たちに思われたくなかった。と。
「だって自分は、じゅうぶん悲しんだもの...」
見つかる。
「これ...じゃあ無いのかなぁ?」
公園...墓地だったんですか。
「ロッキーが居なくなってて...もうずっと前から元気が無くって...」
「ママたちは『ロッキーは出かけた』と言い張るの...」
「『ロッキーを探しに行こう』と言っても、パパもママも『ダメだ』って...」
「だからもう、ホントはロッキーは死んじゃってたって判ってた...」
「探しに行くフリをしなきゃ、パパとママに判っちゃう...」
帰り、タチコマの車内?で眠るミキちゃん。
モニタ画面に「to be not to be」と。
to be... not to be...
ハムレットの有名な台詞...「To be, or not to be
that is the question.」
有名な訳は「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」でしょうか。
あれって、難しく言い過ぎてる感じが有ると思う。
「be」が、今の ありのままというか現状?...ここの訳が肝ですね。
ボクとしては、「ホントに、これで良い?やっぱダメ?」が正しい訳だと思う。
ミキちゃんの選択は、どう?探しに行くフリをする?
To be, ? not to be?
*1:ペットロボットに見えてるんですね