あきやん 's journal

アニメ、ニュース、ソフトとかの備忘録。

ただの尋問も、無実の人を「疑わしく見える」ようにする効果が有るのかも知れない。

誰かが責められてるとき...その場に居ても、その責めを止められない第三者は、「罪を犯したのだから当然の報いだ」と思い込んでしまうそうで。

以下引用です。

拷問は無実の人を「疑わしく見える」ようにする効果がある

リンク:拷問は無実の人を「疑わしく見える」ようにする効果がある - GIGAZINE

人道的な理由から現在では行われていないと思いたいところですが、洋の東西を問わずさまざまな手法での「拷問」は罪を犯した人に自白をうながすという名目で長い間正当化されてきた歴史があります。しかし実際には無実の人でも拷問を受けて苦しめば苦しむほど、その姿を見た第三者にとっては「罪を犯した者」のように見えてくるという意外な効果がハーバード大学の心理学者らによる研究で明らかになりました。

もし公開で拷問を行い観衆に多数決をとれば、ほとんどの被疑者が有罪となってしまうということなのでしょうか?なんだか中世の魔女裁判などを想起させる研究テーマですが、ユニークな実験方法によって検証されています。

リンク:http://www.sciencedaily.com/releases/2009/10/091026152818.htm
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実験では78人の被験者の半数が「拷問」を受ける女性(実際には実験の協力者で、もちろん危害は加えられていません)に会い、半数は女性に会うことなく録音を聞きました。被験者たちは実験は「道徳的行為に関する研究のため」であり、女性は「ごまかしにより自分に支払われるべき金額より多い額を受け取った」と聞かされていました。女性と会った被験者はその後「ストレス状態では人は過ちを告白しやすいかもしれない」という研究者の提案を受け、女性が別室で「拷問」を受ける様子を隠しマイクで聞きました。

女性は「自白」することはありませんが、氷水に手をつける拷問に対し「無頓着」と「泣きながら苦痛を訴える」の2パターンの反応を使い分けました。女性に会った被験者は女性が苦痛を表した時ほど罪が重いと評価し、女性に会うことはなかった被験者は女性が苦痛を表さなかった時ほど罪が重いと評価しました
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拷問に「自白をうながす」効果が実際にあるのかどうかはまだ明らかになっていませんが、誰かが拷問を受けたという事実だけで第三者は「真実が明らかになった」と信じるように至る可能性を、この研究は示唆しています。

ここでは「拷問」にしてますが...実際の所、ただの尋問...よく刑事物のドラマでやってるような感じの(^_^;も...あれって被疑者を恫喝してますよね?言葉で拷問してるようなものです。ああいう場面では...例の足利事件の菅家サンみたいに人の良さそうなオジサンは弱気に...泣きが入っちゃうんでしょうね。で、それを見たお巡りさんたちの頭の中では、それが可哀想だと思えるほど、逆に「罪を犯したのだから当然の報いだ」と思い込んでしまう

だから

拷問は人道的に問題があるけど、尋問とか自白も意味が無いです。言えば今だけは恫喝から助かると思ったら皆うなずいちゃう。それが証拠になり得るのは、とても民度やら程度が低い、恥ずかしい事だと思う。