あきやん 's journal

アニメ、ニュース、ソフトとかの備忘録。

“タミフル”が問題なのか、“統計”が問題なのか、そもそも“人は異常行動を起こすもの”なのか...

厚労省研究班のタミフル記事で悩む。

<タミフル>異常行動との因果関係不明 厚労省研究班

リンク:http://www.excite.co.jp/News/society/20090603/20090604M40.100.html
 インフルエンザ治療薬「タミフル」(一般名リン酸オセルタミビル)について、厚生労働省・安全対策調査会の作業部会(鴨下重彦座長)は3日、服用と異常行動との因果関係を示唆する調査結果は得られなかった、との結論をまとめた。近く調査会に報告されるが因果関係の有無は不明だった。厚労省は異常行動の目立った10代に処方を控えるよう医療機関に通知したが、方針変更の根拠は得られなかったとして、その措置は継続する方針を明らかにした。

 作業部会では、06〜07年の流行期にインフルエンザと診断された18歳未満の患者約1万人を対象に調べた厚労省研究班の最終報告書が示された。

 それによると、約1万人のうち、異常行動を起こしたのは12%で、飛び降りなど重度の異常行動を起こしたのは0.4%だった。
 異常行動を起こした患者のうち、タミフルを服用していた場合の発生率は、非服用に比べ0.6倍と低かった。重度の異常行動を起こした10代に限定すると、服用した方が1.5倍だったが、報告書は対象者が11人と少なく、「統計的に差はない」と結論づけた。

〜以下略。

えっと、

インフルエンザの18歳未満の患者約1万人 異常行動 重度の異常行動
12% 0.4%

1万人中12%...1200人ぐらいが異常行動をしてるんですかぁ...飛び降りまでしちゃう人は40人ぐらいと...でも、ボクは統計って言うものがあまり信用できない。個々の事情まで踏み込んで調べた訳じゃないでしょうからね。

本当に知りたいのは、“異常行動を起こす理由”も無く、そして普段から行動に自制が効いてる人の例。

“厚労省の作業部会”が、どのような調査を行ったのかが判らないからどうしようもないです。
....先に、

  • >厚労省は異常行動の目立った10代に処方を控えるよう医療機関に通知したが、方針変更の根拠は得られなかったとして、その措置は継続する方針を明らかにした。

という方針がでてるから良いとは思うけど。確か...いきなり走り出して飛び降りちゃった事件で有名になったんでしたね。つまり、“元気が有り余ってて死ぬ理由もない人”が、妄想だか幻覚だかで変になっちゃったから...コレは困ります。誰しも起こりえる事。若い人だけらしいけど。

どうも統計ってよく判らない。というか何かがおかしいと思う。

「誤差」は、情報技術で勉強した事があるけど、でる事がはっきり判るモノで統計とは別物だから。
1万人中12%...1200人ぐらいが異常行動...うーん(^_^;)そんなに頻繁に異常行動ってあり得るものなんだ....立川市の人口が17万人ぐらいだから、この市の中では2万人ぐらいが異常な事をしちゃうんだ。うん。絶対におかしい。