あきやん 's journal

アニメ、ニュース、ソフトとかの備忘録。

データベースが巨大であれば、人と区別が付かなくなるんだね。

データベースが巨大であれば、人と区別が付かなくなるんだね...

昨今のAIって凄いなぁ...

少し前から「同じ絵柄の絵」がpixivとかで大量に、しかしそれぞれ別の作者で投稿されてて驚いた。
まあ、人の絵を自分の作にして発表する人って昔から居るから、すごく驚いたと云う訳では無いんだけど
なにしろ規模がでかいので。

YouTubeMikuMikuDanceで 「Aida Mana」って名前を左下に入れてた人...
投稿数が非常識なほど多く、そもそも流れてる歌詞自体多国語なので
...あ、この人は他人の作品に自分の名前(かな?)を入れてるだけの人だなと
(違ってたら失礼)
改めて探したら見つからなかった。
というか同じ名前でプリキュアのキャラがあるんだ、知らなかった。
と云うことは宣伝のつもりだったのかも知れない。
それはさておき。

その絵の、それら全てがAIでした。
当初は無かったけど今は全て「AI作成」とか表記されてる。

なるほどAIの進歩は凄いなと感心してたのですがその理屈は
基準の絵(たしか中国の方が提供)を予め学習させての、
人工知能と云うより、かつて「人工無能」と云われたものの高機能化でした。

ちょっと勘違いさせるような書き方だったので追記。

画像検索エンジンの表示結果を学習する事で、単語と画像を大量にリンク。
その上で、基準の絵とか、画像補正と逆補正の順だけど...
結果として「予め学習させて」と同義って事です。


欧米では、元の絵の変更可能なものがあり様々な作者を模倣した絵が作れて、すでに著作権的に問題になっているようです。

絵画に限らず、昨今の生成AIの...

データベースが巨大であれば、まるで人が考えたような回答が出せる。

というのは凄いなと思うと同時に...
「自分だけで発想した、発明した人」って云うのは何億と居る人間の中でも実は少数...
つまりは殆どの人間は周りを模倣してるだけなので
AIが出せる答えと結果的に変わりは無いというのを実感してたり。

しかし...これってAIといって良いんだろうか...
勿論、規模が違うからこそなんだけどね。 大昔、dosの時代かな...人工無能というのが有りました。
数々居る、それらの作者が「これは人工知能とは言えないな」と云うことで人工*1と呼称してた。当時はテキストベースで冒険したりするゲーム(get keyとかの単純な英単語で指示)もあったから、それらに組み込んでるのも有ったかも知れない。

まあ、皆がAIと云ってるからAIなんだろうな。

追記

このブログの過去記事を見てたらgoogle「ディープランニング」もとい、「ディープラーニング」書いてた。
...自分ではラーニングって書いてたつもりだったんだけど、ランニングって(笑)

「人工知能」...ただのアルゴリズムでしょ? - あきやん 's journal

これは目的だけ与えて手順は任せるという、かつてAIに望んでた「考える技術」だったんだけど...

追記ついでに加筆修正。やっぱり考えてる訳で無く「機械学習」でした。

  • システムがデータの特徴を学習して事象の認識や分類を行う「機械学習」の手法。音声認識や画像認識で効果を発揮する。Google DeepMindが開発しプロ棋士を破ったコンピュータ囲碁プログラム「AlphaGo」にも採用されている。

アルファ碁が人間と対局...三戦連勝。で、
4戦目に...あえて横に並べ始めるという
「素人でも判るような暴挙」をして自滅。
で、人間側が拍手されてアルファ碁の開発者が「暴走」について文句言われてたけど...
これって、どう考えても...人間側が愛想を尽かされたんでしょ😅
この人間と戦っても勝つのは自明。やっても無意味だと予測。で、勝つのを諦めちゃった。

「考える技術」は高度すぎたのか...
AIに加減付きの自己保存&自己保全を予め入れないと自殺願望が出来ちゃうのか、
かといって保存は行き過ぎると「発展」...増えてって周りを駆逐する、良く有るディストピアなのでむしろ自滅の方が人には良いのか...
いや、そもそも、そういう要素があるから、
結果さえ同じならば人と同じ程度で収まる
現状の生成AIで済ませるのが平和と結論したのかな。

*1:自らを卑下してるけど十分凄かった