あきやん 's journal

アニメ、ニュース、ソフトとかの備忘録。

降水量の勘違い

「一ヶ月分の雨が降った」ってよく聞くけど。

 
大雨の時によく言われる...一日で、平年一ヶ月分の雨が降った。って説明。
 
ってか、この台詞って毎回聞きませんか?
 
降った量のすごさを、分かりやすく説明してるとは思うけど、
これって、なんか勘違いを起こさせるというか、なんか作為的に思えてしまって...

だってさ...平年一ヶ月分の雨って、まるで...
 
たとえ一ヶ月雨が降り続いたとしても
その間の合計降水量は、それを超えない(という嘘をついてる)
 
要するに、毎年、その月に降った日にちは数日のみでも、その数日に降った合計の降水量をひと月の降水量って計算してるのを悪く利用して...まるで毎日降ってても、一日の降水量が、ひと月の降水量の0.03%以上にならないと勘違いさせるよう宣言してるようです。
 
しかし...だからつまり極端な話、一日にそれだけ*1降ったならば...
月にして単純にその30倍近く降ってもおかしくない
だからだね多分。毎回「一ヶ月分の雨が降った」の後、場所によって浸水とか冠水とか堤防決壊なんて云う話を聞くのは。

そんでもって排水機場なんていう施設が有るんだけど。


排水機場...これって、周辺地域を浸水被害から守る為に、水害で溢れた水をくみ上げ、川とかに流す排水のための...災害時のための為の施設で、そもそも災害時のみ動く施設なので大抵、自治体からの委託契約で常駐とか雇用契約では無く結果、シルバー人材センターとか近所のお年寄りが当たってるんだろうと想像。
本来、その余剰というか過剰な分を見越して排水が元々されるべき...つまりは要らない設備なんだけど、ある
そう...本来の降水量を大幅に見誤ってるから...現状に合ってないからやむを得ず作ってる施設なんだなこれは。といっても、他の原因で水が溢れる事も有るだろうから、そういう時のためにも有った方が良いんだろうけど。  
うん。これは災害じゃ無く人災だな。

*1:「平年は一ヶ月分」と云ってる量の降水量ね